ごあいさつ

特定非営利活動法人さくら会

                 理事長 加藤弘子

 

みなさまこんにちは。
さくら会三代目の理事長を務めさせていただいています、
加藤弘子と申します。この度ホームページのリニューアルに
当たり改めてご挨拶をさせていただきます。

みなさまご存知の方も多いと思いますが、
50年前にまだ障がいを持つ方々に対し今よりも
もっともっと理解の少なかった時代に、親たちは孤立無援に近い状況でした。
親同士せめて話し合う場所を持ちたいと願い「小金井市手をつなぐ親の会」が発足しました。
それから約20年後学校卒業後の受け皿として、小規模作業所を立ち上げました。法律の改正に伴い、
作業所運営には法人格が必要となり、平成19年に「特定非営利活動法人 さくら会」を設立し新体系に
移行して現在の「ゆめ工房さくら」「フラワー工房さくら」になりました。
「特定非営利活動法人 さくら会」は「手をつなぐ親の会」から生まれた事業体であり、
「手をつなぐ親の会」は活動体としてこれからも共に協力していきます。

最初は8人の利用者さんとその親が支援者となり始まった作業所も、
現在は56人の利用者さんと40人余りの支援員とボランティアによって構成される事業体になりました。
一人ひとりの利用者さんが日中活動を通じて、まわりの人々と交流しながら生活を楽しむこと、
楽しみながら生きる力を身につけること、さらにその中でかけがえのない個性を輝かせていけるような
支援を心掛けて、支援員の研修や資格取得にも力を入れていきたいと考えています。

当面の課題は、中期計画として取り組んでいます「フラワー工房移転」と「グループホーム建設」です。
フラワー工房は現在の事業所の入っている建物が耐震などで不適格であることが判明したので
早期に移転を考えていますが、場所、価格等でなかなか折り合う建物が見つかっていません。
引き続き情報収集に努めていきます。グループホームは、アンケートを実施したところ、
保護者の高齢化や家庭の事情、ご本人が自立を希望される等で早期入居希望者がたくさん
いらっしゃいました。小金井市やその周辺ではグルーブホームが不足している現状を踏まえて
さくら会では平成27年男性5名のグループホームを開所し、新たな事業展開に踏み出しました。
現在第Ⅱ期グループホーム建設に向けて準備を進めています。
グループホーム建設で大切なことの一つに近隣の方に理解して受け入れていただくことがあります。
今年4月に「障害者差別解消法」が施行されましたがまだまだ多くの方に理解していただくのは
難しい事だということを活動を通じて実感しました。
そんな中、快く迎え入れてくださった方々に心より感謝の気持ちでいっぱいです。

「なぜ反対されるのか」を考えたとき、その一番の理由は、障がいについてあまり知らないことからくる
不安ではないかと感じました。障がいを持つ人が地域で自分らしく安心して暮らしている様子を、
それを見守ってくださる近隣の方の温かいまなざしをたくさんの方に知っていただき、
障がい者理解が広がっていくような運営を心掛けていこうと強く思いました。

さくら会は法人の「目的」や「基本理念」に沿った運営をし、
さらには、高齢者も障がい者も誰もが地域で自分らしく暮らしていけるよう、
地域の皆様と協力して活動してまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。